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結論
- Native Instrumentsは2026年1月から倒産手続き(ドイツの法的整理)に入りましたが、事業はinMusicに買収され、2026年7月1日から新しい会社のもとで続いています。
- 買った製品のライセンスはそのまま使えます。NIの公式FAQは「ライセンスに影響はなく、何もする必要はない」としています。Kontaktも買収後に3回アップデートされています。
- iZotopeはBoris FXへ、Plugin AllianceとBrainworxは創業者の会社へ移りました。2026年のブラックフライデーのNIセールの内容は、10月27日時点でまだ発表されていません。
最終更新日:2026年10月27日(各社の公式発表は10月27日確認)

Native Instrumentsが倒産したって聞いたけど、Kontaktとか買ったプラグインはもう使えなくなるの?今買っても大丈夫?

結論からいうと、今のところ使えなくなるという発表はないよ。倒産手続きから買収までの流れと、公式に約束されていること・まだわからないことを分けて整理したね。
Native Instruments(ネイティブ・インストゥルメンツ、略してNI)とは、ドイツ・ベルリンの音楽制作ソフトのメーカーです。サンプラーの「Kontakt」、音源セットの「Komplete」、シンセの「MASSIVE」「FM8」などで知られています。
この記事では「Native Instruments 倒産」「Kontakt 使えなくなる」「NI 買収」という疑問に、NI・inMusic・倒産手続きの管財人(GÖRG)の公式発表をもとに答えます。ブラックフライデー前に買うか待つかの考え方もまとめました。NI製品の選び方はNative Instruments特集で解説しています。
Native Instrumentsは倒産した?今どうなっている?【2026年10月時点】
倒産手続きには入りましたが、会社の事業は売却されて続いています。2026年7月1日から、NIの主な事業はアメリカのinMusic(Akai Professional・Moogなどの親会社)のもとで運営されています。
| 時期 | 出来事 | 出典 |
|---|---|---|
| 2026年1月 | ベルリンの裁判所が、法的整理の前段階として仮の管財(暫定の倒産管理)を命じ、管財人が選ばれる | NI日本代理店の声明・GÖRG |
| 2026年3〜5月 | ベルリンの裁判所が、グループの主なドイツの会社について倒産手続きを開始 | GÖRG(管財人の事務所) |
| 2026年5月8日 | inMusicがNIを買収する正式な契約を結んだと発表 | inMusic・NI日本代理店 |
| 2026年7月1日 | 売却が完了。NIの事業はinMusicへ、iZotopeはBoris FXのグループ会社へ | GÖRG・Boris FX |
| 2026年7月15日 | Plugin AllianceとBrainworxを、創業者Dirk Ulrich氏の会社が買い戻し | Plugin Alliance |
| 2026年10月25日 | 日本代理店が「ソフトはこれまでどおり購入・利用でき、サポートも続ける」と案内 | NI日本代理店 |
「倒産=会社がなくなる」ではありません。今回はドイツの倒産手続きの中で、管財人が事業をまとめて売却し、ブランドと製品を残す形になりました。管財人の発表では、従業員の多くの雇用と主な海外の子会社も守られたとしています。
Kontaktや買った製品は使えなくなる?
今のところ、使えなくなるという発表はありません。NIの公式FAQは「ライセンス、ダウンロード、サブスクリプションは有効なまま。ライセンスに影響はなく、何もする必要はない」としています。
公式に確認できること
- NI公式コミュニティのinMusic買収のFAQ:「製品、ライセンス、ダウンロード、サブスクリプションは有効なまま」「Kontaktは続き、NKS(他社のキーボードや音源との連携)や他社のパートナー関係も続く」。
- 2026年1月のCEO声明(日本語):倒産手続きの間も「製品は販売中で、ダウンロードとアクティベーションができる」「Kontakt Playerのライセンスの処理も続けている」。
- Kontaktは買収後も更新されています。公式の更新情報では8.12.0(7月28日)、8.12.1(8月4日)、8.13.0(9月3日)が出ています。
- 日本では代理店のメディア・インテグレーションが、10月25日に「Kompleteをはじめとするソフトウェアはこれまでどおり国内で購入・利用でき、サポートも続ける」と案内しています(日本におけるNative Instrumentsの今後について)。
まだわからないこと・注意したいこと
- NIの公式FAQは、今後の統合の計画や製品のロードマップ(いつ何を出すか)を「確かな情報が出たら知らせる」としていて、まだ具体的には書かれていません。
- 日本代理店によると、ハードウェア(Kontrolキーボード・Maschineなど)は国内の流通の切り替えで一部の製品の供給が限られる場合があり、修理の部品や交換品に時間がかかることがあるとしています。
- サブスクリプションについて、NIは「今すぐの変更はなく、変更があるときは前もって知らせる」としています。将来も条件が変わらないとは約束されていません。




ソフトは今までどおり使えて、アップデートも出てる。気をつけたいのはハードの在庫と修理くらいだね。念のため、自分の音源ライブラリのフォルダは外付けドライブにもバックアップしておくと安心だよ。
iZotope・Plugin Alliance・Brainworxはどうなった?
NIのグループだった3つのブランドは、それぞれ別の会社に移りました。どれも「今あるライセンスはそのまま使える」と公式に発表しています。
| ブランド | 今の持ち主 | ライセンス(公式の説明) |
|---|---|---|
| Native Instruments(Kontakt・Kompleteなど) | inMusic(2026年7月1日から) | 影響なし・何もしなくてよい(NI公式FAQ) |
| iZotope(Ozone・RX・Nectarなど) | Boris FX(Artel Software、2026年7月1日から) | すべての製品・ライセンス・サブスクは有効、サポートと開発も続く(Boris FX発表) |
| Plugin Alliance・Brainworx | 創業者Dirk Ulrich氏のRCKFRC(2026年7月15日に買い戻し) | すべてのライセンスは有効、再認証は不要(Plugin Alliance発表) |
出典:NI公式FAQ、Boris FX公式発表(2026年7月2日)、Plugin Alliance創業者の手紙(2026年7月16日)(2026年10月27日確認)。Komplete 26のようにiZotopeやBrainworxの製品が入ったバンドルが今後どうなるかは、公式にはまだ書かれていません。
Native Instrumentsの主な製品の価格は?【10月27日時点】
Plugin BoutiqueでもNI製品を買えます。10月27日時点では、どれも通常価格でした。NI公式ストアの価格(Kontakt 8は$299、Komplete 26 Standardは$549)と同じです。
| 製品 | どんなもの | Plugin Boutiqueの価格 |
|---|---|---|
| Kontakt 8 | サンプラー。多くの他社音源もKontaktで動く | $299 |
| Komplete 26 Standard | Kontakt 8を含む音源・エフェクトのセット | $549 |
| MASSIVE | EDMの定番ウェーブテーブルシンセ | $99 |
| FM8 | FMシンセ(エレピ・ベル系が得意) | $99 |
| MASSIVE XL | MASSIVEの後継のシンセ(旧MASSIVE X) | $199 |
| Battery 4 | ドラム用のサンプラー | $199 |
| Guitar Rig 7 Pro | ギターアンプとエフェクト | $189 |
価格は2026年10月27日0時43分(日本時間)にPlugin Boutiqueで確認した米ドルの表示です。セールや為替で変わります。Plugin Boutiqueは有料の製品を買うと無料ギフトを1つ選べます(特典のもらい方)。KontaktとFalconの違いはKontakt 8とFalconの比較、MASSIVEはMASSIVEの解説もどうぞ。
ブラックフライデーまで待つべき?NIのセールの時期
急ぎでなければ、ブラックフライデーの発表を待つのも手です。ただし2026年のNIのセールの内容は、10月27日時点でまだ発表されていません。
2025年のセール(公式に確認できたこと)
- 2025年10月24日からの「Cyber Season」で、Kontakt 8が50%オフ(2025年12月31日まで)と、MASSIVE・FM8などのシングルプラグインが最大50%オフ(2025年12月8日まで)になりました(NI日本代理店)。
- 2025年11月13日からは、Komplete 15(Standard以上)の新規購入が50%オフ(2025年12月31日まで)でした(NI日本代理店)。
2026年について(まだわからないこと)
- inMusicの買収後、初めてのブラックフライデーです。セールがあるか、割引率がどうなるかは発表されていません(10月27日確認)。
- 昨年のセールにはiZotopeの特典(Ozone 12 Standard)がついていましたが、iZotopeは別の会社になりました。今年も同じ形になるかはわかりません。
当サイトの考え:今すぐ曲作りに使うなら、今の価格で買って始めるのがよいと思います。半額になったら買いたい、という人は、去年と同じく10月末〜11月に発表があるか見てから決めるのがおすすめです。セール情報はブラックフライデー2026まとめとDTMプラグインのセール時期カレンダーで更新していきます。




Kontaktで動く他社の音源を使いたいだけなら、まずは無料のKontakt Playerで動くかどうかも確かめてみてね。
今のうちにやっておくと安心なこと
特別な手続きはいりません。公式は「何もする必要はない」としています。以下は、もしもに備えた当サイトのおすすめです。
- Native Accessで製品を最新にしておく:買収後もKontaktの更新は出ています。
- 音源ライブラリのフォルダをバックアップする:容量の大きいKontaktのライブラリは、外付けドライブにコピーしておくと、PCの入れ替えのときも安心です。
- NIアカウントのメールアドレスとパスワードを確認する:ライセンスはアカウントにひもづいています。
- ハードの修理や購入は日本代理店の案内を見る:移行の期間中は部品や在庫に時間がかかる場合があります。
この記事の調べ方・情報源
NI・inMusic・管財人(GÖRG)・Boris FX・Plugin Allianceの公式発表と、NIの日本代理店(メディア・インテグレーション)のお知らせを2026年10月27日に読み、書かれていることだけを「公式に確認できること」にしました。価格はPlugin Boutiqueの製品ページで同じ日に確認しています。
- GÖRG:Sale of the Native Instruments Group to investors successfully completed(2026年7月3日)
- inMusic:inMusic and Native Instruments Unite(2026年5月8日)
- Native Instruments公式コミュニティ:Native Instruments joins inMusic FAQs
- NI日本代理店:CEOニック・ウィリアムズからの声明(2026年1月29日)
- NI日本代理店:CEOニック・ウィリアムズからのアナウンス(2026年5月8日)
- NI日本代理店:日本におけるNative Instrumentsの今後について(2026年10月25日)
- Native Instruments公式:Kontaktの更新情報(8.13.0)
- Boris FX:Boris FX Acquires iZotope(2026年7月2日)
- Plugin Alliance:A Letter from the Founder(2026年7月16日)
- NI日本代理店:Cyber Season 2025(Kontakt 8 50%オフ)
- NI日本代理店:Cyber Season 2025(Komplete 15 50%オフ)
- Plugin Boutique:Native Instruments製品一覧【PR】
Native Instrumentsの倒産・買収のよくある質問
Q. ネイティブインストゥルメンツは倒産したのですか?
2026年1月からドイツで倒産手続き(法的整理)に入りました。ただし事業はinMusicに売却され、2026年7月1日から新しい持ち主のもとでブランドと製品が続いています。会社がなくなったわけではありません。
Q. Kontaktは使えなくなりますか?
使えなくなるという発表はありません。NIの公式FAQは「Kontaktは続く」「ライセンスに影響はない」としていて、買収後も8.12.0〜8.13.0のアップデートが出ています(10月27日確認)。
Q. Kontakt Playerで動く他社の音源はどうなりますか?
NIは倒産手続き中も「Kontakt Playerのライセンスの処理を続けている」と発表し、買収後のFAQでも「NKSと他社のパートナー関係は続く」としています。各音源メーカーの案内もあわせて確認してください。
Q. Native Accessは今も使えますか?
NIの公式FAQは「製品、ライセンス、ダウンロードは有効なまま」としています。製品のダウンロードやアクティベーションは、これまでどおりNative Accessで行います。
Q. iZotopeのOzoneやRXはどうなりますか?
iZotopeは2026年7月1日からBoris FXのグループになりました。Boris FXは「iZotopeのすべての製品・ライセンス・サブスクは有効で、サポートと開発も続く」と発表しています。
Q. NIの製品は今買っても大丈夫ですか?
日本代理店は10月25日に「ソフトウェアはこれまでどおり購入・利用でき、サポートも続ける」と案内しています。急がなければ、ブラックフライデーのセールの発表を待つ方法もあります。
Q. NIのブラックフライデーセールはいつですか?
2026年のセールは10月27日時点で発表されていません。2025年は10月24日からKontakt 8が50%オフ、11月13日からKomplete 15が50%オフでした。
長く使われている定番のプラグインとバンドルのうち、今セール中のものです。
価格は10/27・11/1時点のストア表示で、円表示は目安です。最新の価格はストアでご確認ください。
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