
好きな曲を耳コピしてDTMで打ち込みたいんですけど、音が多すぎて何から聞けばいいかわかりません…。

耳コピは聞く順番と道具でぐっと楽になるよ。今は速さを落としたり、楽器を分けたり、コードを自動で出してくれるツールもあるから、順番に紹介するね。
先に結論(2026年11月1日時点)
- 聞く順番:①テンポとキー → ②ドラム → ③ベース → ④コード → ⑤メロディー・細かい音
- ベースが最優先:いちばん低い音がわかると、コードがほぼ決まる
- 速さを落とす:YouTubeは設定アイコンの[再生速度]で遅くできる(YouTubeヘルプ)。DAWに読み込んでテンポを落とす方法もある
- 楽器を分ける:AIのステム分離(ボーカル・ドラム・ベース・その他)で、聞きたい楽器だけにする
- コードを自動で出す:MoisesのChord Finderはコード進行を曲に合わせて表示し、キーも判定する(Moises公式)。最後は自分の耳で確かめる
耳コピの基本の順番
| 順番 | 聞くもの | ポイント |
|---|---|---|
| ① | テンポ(BPM)とキー | DAWのタップテンポやキー判定ツールで先に決める。ここがずれると全部ずれる |
| ② | ドラム | キック・スネア・ハイハットの位置だけ。1小節をくり返して聞く |
| ③ | ベース | いちばん低い音を1音ずつ。ベースの音=コードの根音のことが多い |
| ④ | コード | ベースの音を土台に、上にのっている和音を探す |
| ⑤ | メロディー・上もの | 歌・リード・パッドなど。最後に細かい飾りの音 |
最初から全部の音を取ろうとすると挫折しやすいです。まずはサビの4小節だけ、ドラムとベースとコードがわかれば「それっぽい」再現になります。

いきなりメロディーからやってました…。ベースからなんですね。
道具①:速さを落として聞く
速いフレーズは、再生速度を落とすと一気に聞き取りやすくなります。YouTubeでは、動画の設定アイコンから[再生速度]を選ぶと遅くできます(YouTubeヘルプ)。
自分で持っている音源なら、DAWに読み込んでテンポを落とし、ループ再生するのがおすすめです。多くのDAWは、音の高さを変えずにテンポだけ落とすタイムストレッチができます。
道具②:楽器ごとに分ける(ステム分離)
AIのステム分離を使うと、曲をボーカル・ドラム・ベース・その他などに分けられます。ベースだけを聞けば低い音がはっきりし、ボーカルを消せばコードの音が聞こえやすくなります。
- スマホで手軽に:Moisesの使い方(分離・速度変更・キー変更・コード表示が1つのアプリ)
- PCで高音質に:分離ツール・プラグインの比較はステム分離ソフトおすすめへ
分離した音は、自分の練習や耳コピのために使いましょう。分離した音源を作品として公開・配信するのは、元の曲の権利の問題があるので避けてください。
道具③:コードとキーを自動で出す
MoisesのChord Finderは、曲をアップロードするとコード進行を解析し、再生に合わせて表示します。難易度(Easy・Medium・Advanced)を切り替えたり、キーを変えたりもでき、Key Detectorで曲のキーもわかります。公式は、先に楽器を分離してから判定すると、楽器の多い曲でもきれいに判定しやすいと説明しています(Moises公式)。
DAWの中で使うなら、コード判定のプラグインもあります。Scaler Detector(無料)は、鳴らした音からコードやキーを判定するツールです。



自動判定は便利だけど、テンションの音や転調で外れることもあるよ。出てきたコードをピアノで鳴らして、原曲と重ねて確かめるのが大事。
DAWで打ち込むときのコツ
- 原曲をDAWに読み込む:テンポを合わせると、小節線と原曲がそろって位置がわかりやすい
- ピアノロールで1音ずつ:原曲と打ち込んだ音を交互に聞き、合うまで上下に動かす
- ループで短く区切る:1〜2小節をくり返して聞く
- スペクトラムアナライザーを補助に:低い音の高さの目安を見るのに使える(あくまで補助)
- MIDIキーボードがあると、聞こえた音をすぐに弾いて探せる(MIDIキーボードおすすめ)
これからDAWを選ぶ人は、DAWの選び方完全ガイドやDAW診断で自分に合うものを探してみてください。耳コピした曲を土台にアレンジするなら、DTMの「これやれ」まとめも参考になります。
よくある質問
Q. 絶対音感がなくても耳コピできますか?
できます。耳コピは「原曲と自分の出した音が同じかどうか」を比べる作業なので、ピアノやDAWで音を出しながら合わせていけば、絶対音感がなくても進められます。
Q. 自動のコード判定だけで十分ですか?
大まかな流れをつかむには十分役立ちますが、細かいテンション(7th・9thなど)や転調では外れることがあります。最後は耳で確かめてください。
Q. 耳コピした曲をネットに公開してもいいですか?
他人の曲を自分で演奏・打ち込みしたものでも、公開すると元の曲の著作権が関わります。公開する場合は、各サービスのルール(楽曲の利用許諾など)を確認してください。練習として自分で楽しむぶんには問題ありません。
まとめ
- 耳コピはテンポ・キー → ドラム → ベース → コード → メロディーの順
- ベースの音がわかればコードがほぼ決まる
- YouTubeは[再生速度]で遅くできる。DAWでテンポを落としてループするとさらに楽
- ステム分離で聞きたい楽器だけにする。分離した音源は練習用に
- Moisesのコード表示やScaler Detectorは便利。最後は耳で確認
この記事の調べ方・情報源
MoisesのChord Finder公式ページとYouTubeヘルプを2026年11月1日の早朝(日本時間)に読み、書かれていることをもとにまとめました。耳コピの手順は一般的な練習方法です。情報の整理と下書きにはAIの支援を使い、内容は公式ページと照らし合わせて確認しています。
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