Synthesizer Vの使い方|インストールから歌詞入力・書き出し・DAW連携まで

Synthesizer Vの使い方のアイキャッチ。喜ぶワニのイラスト DTM

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結論

  • Synthesizer V Studio 2 Proは「エディター(本体)+歌声データベース(ボイス)」の2つをそろえて使います。最初にDreamtonicsアカウントを作り、本体とボイスをインストールします。
  • 使い方の流れは「トラックを作る → ノートグループの中に音符を置く → 歌詞を入れる → ボイスや表現を調整する → レンダリングパネルでWAVに書き出す」です。
  • DAWではVST3・AU・AAXのプラグインとして使えます。音符はDAWのピアノロールではなく、プラグインの画面の中で入力します。本体は14日間、各ボイスは7日間の無料トライアルで試せます。

最終更新日:2026年11月3日(公式マニュアルを確認)

「Synthesizer Vを入れたけど、何から始めればいい?」「歌詞はどう入れる?」「Cubaseなどのいつものソフトで使える?」。この記事では、Synthesizer V Studio 2 Proの基本の使い方を、Dreamtonics公式の日本語マニュアルにそって、インストールから書き出しまで順番に解説します。

Synthesizer V(シンセサイザーV)とは、Dreamtonicsが開発したAI歌声合成ソフトです。音符と歌詞を入力すると、選んだボイスがその通りに歌います。現在の製品はSynthesizer V Studio 2 Proです。

使う前に用意するもの

「エディター(Synthesizer V Studio 2 Pro)」と「歌声データベース(ボイス)」の両方が必要です。エディターだけでは歌わせられません。

項目内容(2026年11月3日に公式で確認)
DreamtonicsアカウントメールアドレスかGoogleアカウントで作成(無料)。メールの確認リンクの有効期限は5分
対応OSWindows 10以降(64bit)、macOS 10.13以降(Apple SiliconとIntel)、Ubuntu 20.04 LTS以降(64bit)
プラグイン形式VST3・AU・AAX・ARA(対応するDAWが必要)
ネット接続最初のライセンス認証とボイスのダウンロードに必要。認証後はオフラインでも使える
無料トライアルエディターは14日間、各ボイスは7日間。サブスクではなく自動で請求されることもない
価格公式サイトでは$99(買い切り)。エディター購入時にボイスを1つ選んでもらえる

無料トライアルの始め方や、トライアルでできないことはSynthesizer Vは無料で使える?でくわしく解説しています。

手順1:インストールとボイスの追加

アカウントページからエディターをダウンロードしてインストールし、ライセンスパネルからボイスをインストールします。

  1. アカウントを作る:Dreamtonicsの無料トライアルページから登録します。最初のログインでトライアルが自動で始まります。
  2. エディターをインストールする:アカウントページからインストーラーをダウンロードして実行します。インストールする項目でVST3・AU・AAXのプラグインも選べます。
  3. ログインする:エディターを起動すると、ブラウザでログインする画面が開きます。ライセンスは1台ずつで、別のパソコンでログインし直すと使う端末を切り替えられます。
  4. ボイスを入れる:エディターのライセンスパネルで、使いたいボイスを選んで[インストール]→[選択した製品をインストール]の順に進めます。
  5. 付属ボイスを選ぶ(購入した人):エディターを買うと、Liam(英語・男性)、Mai 2(日本語・女性)、Mo Xu(中国語・女性)から1つを選べます。登録製品の「付属歌声データベース」の[選択]から受け取ります。

Synthesizer V Studio 2のボイスは、どれも多言語で歌えます。日本語のボイスに英語の歌詞を歌わせることもできます。

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手順2:トラックを作って音符を置く

トラックを作り、タイムラインをダブルクリックしてノートグループを作ってから、その中に音符を置きます。

トラックには「ボーカルトラック」と「オーディオトラック」があり、+ボタンで追加します。1つのボーカルトラックで歌えるメロディーは1本です。ハモリを入れたいときは、トラックを分けて作ります。

音符の入れ方やり方
ノートペンツールクリックやドラッグで音符を書く
編集ツール空いている場所をダブルクリックしてドラッグする
MIDIキーボードリアルタイムで録音し、あとからクオンタイズ(タイミングの補正)できる
ファイルの読み込みMIDIファイルやMusicXMLを読み込んで音符にする

公式マニュアルでは、次の点に気をつけるよう案内されています。

  • ノートグループの外にある音符は歌われない
  • フレーズの中で音符と音符の間にすき間を空けない(すき間は色で表示され、スマートクォンタイズで直せる)
  • フレーズとフレーズの間には休符を入れる
  • 音符を重ねない

手順3:歌詞を入れる

音符をダブルクリックすると、その音符の歌詞を入力できます。まとめて入れるなら、右クリックの[歌詞入力…]を使います。

記号意味
–前の音符の母音をのばす
+1つの音節を複数の音符に分ける
br息つぎ(ブレス)を入れる
‘声門閉鎖(声を一瞬止める)

歌詞の言語と音符の言語の設定が合っていないと、正しく歌いません。日本語の曲なら、日本語の設定になっているか確認しましょう。

手順4:歌い方を調整する

ボイスパネルで歌い方のスタイルや表現を選び、AIリテイクやパラメーターで細かく直します。

機能できること
ボーカルスタイル声の雰囲気を変える。例えばMai 2はBreathy、Downer、Emotional、Powerful、Rap、Sweetを持つ
表現コントロールのモードデフォルト、ダイナミック、リファイン、アクティブ、ストレートから歌い方の傾向を選ぶ
AIリテイクピッチ、タイミング、声色などを、AIが別のパターンで歌い直す
スマートピッチペンや編集ツールで、自然なピッチのカーブを描く
パラメーターラウドネス、テンション、ブレス、ジェンダー、トーンシフトなどを時間にそって変える

まずは音符と歌詞だけで再生してみて、気になる部分だけAIリテイクで歌い直すと、早く仕上がります。

手順5:WAVに書き出す

サイドバーのレンダリングパネルを開き、WAVファイルとして書き出します。

初期設定はモノラル・16bit・44100Hzです。トラックごとに書き出すほか、オケを含めて1つにまとめたいときはステレオを選びます。無声音を別のファイルに分けて書き出すこともできます。書き出したボーカルは、DAWに読み込んでボーカルミックスで仕上げます。

DAW(Cubase・Logic・Studio Oneなど)で使う方法

DAWのトラックにSynthesizer V Studio 2のプラグインを読み込み、プラグインの画面の中で音符と歌詞を入力します。

使い方内容
インストゥルメントプラグイン音源としてトラックに読み込む。どのDAWでも使える基本の方法
ARAブリッジARA2に対応したDAWで、プラグインとDAWを連携させる
フルARA一部のDAWで、より深く連携させる
  • 音符はDAWのピアノロールではなく、プラグインの画面で入力する
  • MIDIを読み込むときは、新しいトラックにプラグインを入れてから読み込む
  • プロジェクトは初期設定で「ホスト内に保存」(DAWのプロジェクトの中に保存)される
  • プラグインを使うには、同じパソコンにスタンドアロン版もインストールしておく必要がある
  • FL Studioでは、テンポの同期だけに対応したリンクで使い、ソングモードで再生する

Synthesizer Vを購入するなら

トライアルで気に入ったら、公式ストアか、Plugin BoutiqueのSynthesizer V Studio 2 Proのページ【PR】から購入できます。価格やセールは変わるので、購入前に各ページで確認してください。ほかのAI歌声ソフトと比べたいなら、ACE Studioの使い方や歌声合成ソフトおすすめもどうぞ。

Synthesizer Vの使い方に関するよくある質問(FAQ)

Q. エディターだけで歌わせられますか?

歌わせられません。エディターと歌声データベース(ボイス)の両方が必要です。

Q. 音符を置いたのに歌いません

音符がノートグループの外にあると歌われません。タイムラインをダブルクリックしてノートグループを作り、その中に音符を置いてください。

Q. 日本語ボイスで英語を歌わせられますか?

歌わせられます。Synthesizer V Studio 2のボイスは多言語に対応しています。歌詞の言語と音符の言語の設定をそろえてください。

Q. 別のパソコンでも使えますか?

ライセンスは1台ずつです。別のパソコンでログインし直すと、使う端末を切り替えられます。

Q. オフラインで使えますか?

最初のライセンス認証とボイスのダウンロードにはネット接続が必要です。公式サイトでは、認証後はオフラインで使えると案内されています。

まとめ:最初はノートグループ・歌詞・レンダリングの3つを覚えればOK

  • エディターとボイスの両方をインストールする
  • ノートグループの中に音符を置き、ダブルクリックで歌詞を入れる
  • ボーカルスタイルやAIリテイクで歌い方を整える
  • レンダリングパネルでWAVに書き出すか、DAWのプラグインとして使う

この記事の調べ方・情報源

操作の手順、動作環境、トライアルの期間、価格は、Dreamtonics公式の日本語マニュアルと公式サイトを2026年11月3日に確認してまとめました。情報の整理と下書きにはAIの支援を使い、内容は公式ページと照らし合わせて確認しています。

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