結論
- ACE Studioは、MIDIのメロディーと歌詞を入れるだけでAIが歌ってくれる、クラウド型のAI歌声合成ソフトです。日本語を含む8言語に対応しています。
- 140種類以上の歌声、自分の声を学習させるボイスクローン、合唱を作るChoir Mode、AI楽器、ステム分離まで1つのソフトに入っています。DAWとはACE Bridge(VST3・AU・AAX)でつなげます。
- 歌声の生成はクラウドで行うため、インターネット接続が必要です。料金はサブスクリプションで、2026年11月3日の公式料金ページでは月あたり$16.58からの表示でした。
最終更新日:2026年11月3日(公式サイトを確認)
「ACE Studioって何ができるの?」「日本語で歌わせられる?」「VOCALOIDやSynthesizer Vと何が違う?」。この記事では、海外で人気のAI歌声合成ソフトACE Studioの特徴、日本語対応、基本の使い方、料金の仕組みを、公式サイトの情報だけで解説します。
ACE Studio(エース・スタジオ)とは、MIDIの音符と歌詞からAIが歌声を作るAI歌声合成ソフトに、AI楽器、ボイスチェンジャー、ステム分離などをまとめた「AI音楽制作ソフト」です。
ACE Studioとは?何ができる?
メロディー(MIDI)と歌詞を入れると、AIが人間のように歌います。公式サイトでは140種類以上の歌声、8言語に対応と案内されています。
| 機能 | できること |
|---|---|
| Vocal Synth(歌声合成) | MIDIと歌詞から歌声を作る。ピッチカーブ、音素(発音)、ビブラート、息の量などを細かく調整できる |
| Choir Mode(合唱) | 複数のAIシンガーをドラッグ&ドロップで並べて、ポップスやゴスペル、子どもの合唱などを作る |
| Voice Cloning(ボイスクローン) | 自分の歌声を録ってアップロードし、自分の声のAI歌声モデルを作る |
| Voice Changer | 自分の声を別のキャラクターの声や楽器のような音に変える |
| AI Instruments(AI楽器) | MIDIから自然な楽器の演奏を作る。AIの弦楽セクションもある |
| Stem Splitter・Vocal to MIDI | 曲をパートごとに分ける。歌をMIDIと歌詞に変換する |
ACE Studioは日本語で歌える?
歌えます。公式サイトの対応言語は、英語・スペイン語・イタリア語・フランス語・ポルトガル語・中国語(標準語)・日本語・韓国語の8言語です。発音は音素のレベルまで調整できると案内されています。
日本の歌声ライブラリが充実したソフトを探しているなら、Synthesizer VやVOCALOID6、CeVIO AIも比べてみてください。ソフト全体の比較は歌声合成ソフトおすすめにまとめています。
ACE Studioの基本の使い方(3ステップ)
歌声を選んでキャンバスに置き、MIDIでメロディーを入れて、歌詞を打ち込むだけです。公式サイトの手順にそって紹介します。
- 歌声をキャンバスに置く:Vocal Synthのアイコンをクリックして、使いたいシンガーをキャンバスにドラッグ&ドロップします。新しいボーカルクリップができます。
- メロディーを入れる:ピアノロールにメロディーをMIDIで打ち込むか、MIDIファイルを読み込みます。
- 歌詞を入れる:音符の下のテキスト欄をクリックして、歌詞を打ち込みます。
歌わせたあとは、ピッチカーブを描き直したり、息継ぎ(ブレス)を足したり、「力強く」「やわらかく」「胸声寄り」「息っぽく」といった歌い方を、MIDIのCCのようにカーブで描いたりして仕上げます。ハモリは、ボーカルパートを複製して音程やシンガーを変えれば作れます。ハモリの考え方はハモリの作り方で解説しています。
DAWと一緒に使うには?(ACE Bridge)
ACE Bridgeプラグイン(VST3・AU・AAX)をDAWのMIDIトラックに挿して使います。
- DAWのMIDIトラックにACE Bridgeを挿す
- AIの歌声を選ぶ
- MIDIを録音・入力する
- 再生して歌声を確認する
ARAに対応したDAWでは、ARAリンクモードで再生位置とテンポを常に同期できます。公式サイトは「ACE StudioをDAWの2つ目のウィンドウのように使える」と案内しています。
ACE Studioの料金は?無料で使える?
料金はサブスクリプションで、2026年11月3日の公式料金ページでは月あたり$16.58からの表示でした。
| 月あたり$16.58のプラン | Artist Pro | |
|---|---|---|
| AIの歌声・楽器 | 使い放題(歌声160種類以上・楽器40種類以上) | 使い放題(同左) |
| ボイスクローン枠(歌声合成) | 1 | 5 |
| ボイスクローン枠(ボイスチェンジャー) | 1 | 10 |
| クレジット(生成系機能用) | 毎月2,500 | 毎月5,000 |
料金ページには「rent-to-own(レント・トゥ・オウン)」という支払い方法の説明があります。決められた期間サブスクリプションを続けると、追加料金なしで永久ライセンスに切り替わる仕組みで、FAQでは2年間のサブスクリプションか購入で永久ライセンスが手に入ると説明されています。永久ライセンスになったあとに解約しても、ソフト自体は使い続けられますが、生成系機能のクレジットの毎月の補充は止まります。
解約はいつでもでき、次回の請求が止まる形で、今の期間分の一部返金はないと案内されています。価格や無料で試せる範囲は変わることがあるので、申し込む前に公式の料金ページで確認してください。
ACE Studioで作った曲は商用利用できる?
公式サイトでは、用意されたロイヤリティフリーの歌声・楽器で作ったものは、配信やYouTube、広告、ゲーム、クライアントワークに使えると案内されています。
自分で学習させたボイスクローンの声は、元にした録音の権利と使い方によって扱いが変わると説明されています。他人の声を勝手に学習させるのは避けましょう。
ACE Studioの注意点
- インターネット接続が必要:歌声の生成はクラウドで行います。編集の一部はオフラインでもできますが、最終的な歌声の生成にはネット接続が必要です。
- サポートはメールのみ:公式の問い合わせ窓口はメール(英語サイト)だけで、電話サポートはないと案内されています。
- 料金は米ドル表示:日本円での支払額は為替や決済方法で変わります。
ACE Studioに関するよくある質問(FAQ)
Q. ACE Studioは日本語に対応していますか?
はい。公式サイトでは、日本語を含む8言語で歌わせられると案内されています。
Q. 高性能なパソコンが必要ですか?
公式サイトによると、重い処理はクラウドで行うため、一般的なノートパソコンやデスクトップでも動くとされています。
Q. 歌声の生成にどれくらい時間がかかりますか?
公式サイトでは、ほとんどの場合は数秒で終わり、長いフレーズや重ねたパートが多いと少し時間がかかると案内されています。
Q. VOCALOIDやSynthesizer Vとの違いは?
ACE Studioは歌声の生成をクラウドで行い、AI楽器やステム分離など歌声以外のAI機能もまとめて入っているのが特徴です。日本語の歌声ライブラリの種類で選ぶなら、歌声合成ソフトおすすめで比べてみてください。
Q. 無料の歌声合成ソフトはありますか?
Synthesizer Vの基本の使い方はSynthesizer Vの使い方(インストールから書き出し・DAW連携まで)で解説しています。
まとめ:ACE Studioは、MIDIと歌詞だけで歌わせられるクラウド型のAI歌声合成ソフト
- MIDIと歌詞からAIが歌う。日本語を含む8言語、140種類以上の歌声
- 合唱、ボイスクローン、AI楽器、ステム分離まで1つに入っていて、ACE BridgeでDAWとつなげる
- 料金はサブスクリプション(11/3時点で月あたり$16.58からの表示)。歌声の生成にはネット接続が必要
ボカロ曲を1曲作る流れはボカロ曲の作り方で紹介しています。
この記事の調べ方・情報源
機能・対応言語・料金・利用条件はACE Studio公式サイトを2026年11月3日に確認してまとめました。情報の整理と下書きにはAIの支援を使い、内容は公式ページと照らし合わせて確認しています。
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