
iPhoneにGarageBand(ガレージバンド)を入れてみたんですけど、何から触ればいいか分からなくて…。1曲作るまでの流れを教えてください!

GarageBandは無料なのに、楽器を弾く・ループを並べる・歌を録る・書き出すまで全部できるよ。今日は「新しい曲を作る→ドラムとループ→メロディ→歌を録る→書き出す」の順番で、1曲作る流れを見ていこう。
先に結論(2026年11月1日にApp StoreとAppleのユーザガイドで確認)
- 値段:iPhone用GarageBandは無料。追加のサウンドパックもアプリ内のサウンドライブラリから無料でダウンロードできる
- 1曲の上限:トラックは32まで、長さは2000小節まで
- 作り方の流れ:My Songsで新しい曲→Touch InstrumentやDrummer、Apple Loopsで伴奏→Audio Recorderで歌を録る→ソングセクションで構成→「送信」で書き出し
- 書き出し:オーディオファイル(品質を選べる)、GarageBandプロジェクト、着信音(最大30秒)として送れる
- つまずきやすい点:録音がセクションの長さで止まる、読み込んだ音声ファイルはテンポ変更に追従しない(Apple Loopsを除く)
iPhone用GarageBandとは?値段と対応機種
GarageBandはAppleの無料の音楽制作アプリです。App Storeの表記では、2026年11月1日時点の最新バージョンは2.3.20(10月22日公開)、対応はiOS 27.0以降、サイズは約1.9GBです。古いiPhoneではApp Storeの互換性表示を確認してください。
Android版やWindows版はありません。代わりのアプリはGarageBandのAndroid版・Windows版はある?で紹介しています。
新しい曲を作る(My Songs)
- 1. コントロールバーのナビゲーションボタンから「My Songs」を開く
- 2. 右上の曲を追加するボタン(+)をタップすると、サウンドブラウザが開く
- 3. 使いたいTouch Instrument(キーボード、ドラム、ギターなど)を選ぶ
- 歌や弾き語りだけ録りたいとき:ホーム画面でGarageBandのアイコンを長押しして「新規オーディオレコーディングを作成」を選ぶと、録音向けの曲をすぐ作れる
My Songsでは曲の複製・名前の変更・フォルダ分けもできます。曲はiPhoneかiCloud Driveに保存されます。
最初に曲の設定(テンポ・キー・拍子)を決める
コントロールバーの設定ボタン(iPhone SEは設定ボタン→「曲の設定」)から、テンポ・キー・拍子・メトロノームとカウントインを変えられます。曲の最後に自動でフェードアウトをかける設定もここにあります。
テンポとキーは最初に決めておくのがおすすめです。Apple Loopsはテンポやキーを変えると追従しますが、自分で読み込んだ音声ファイルはテンポ変更に従いません。
ドラムを入れる(Drummer)
Drummerは、ジャンルごとの仮想ドラマーがリアルなドラムを叩いてくれる機能です。サウンドブラウザでアコースティック・エレクトリック・パーカッションのスタイルを選び、ドラマーを選ぶだけで使えます。
- Drummerコントロールのパッドで演奏の雰囲気を調整できる
- プリセットで演奏スタイルを変えたり、フィルの設定を選んだりできる
- ほかのトラックのリズムにDrummerを合わせることもできる
- 1曲に追加できるDrummerトラックは2つまで

ドラムって打ち込むのが難しそうだったので助かります。



最初はDrummerで土台を作って、慣れてきたらドラムのTouch Instrumentで自分で叩いてみるといいよ。
ループを並べる(Apple Loops)
トラック表示のループブラウザボタンから、ドラムビートやベースラインなどのApple Loopsを曲に追加できます。ループは好きな長さに延ばせて、曲のテンポやキーに合わせて変化します。
| ループの色 | 種類 |
|---|---|
| 青 | オーディオループ |
| 緑 | Touch Instrumentループ |
| 黄色 | Drummerループ |
ループは楽器やジャンル、キーワードで探せて、試聴やお気に入り登録もできます。サウンドライブラリでサウンドパックをダウンロードすると、ループや音色が増えます。
メロディやコードを弾く(Touch Instrument)
キーボードやギターなどのTouch Instrumentを画面で弾いて録音します。録音したあとはトラック表示で並べ替えや編集ができます。コードやメロディの作り方に迷ったら、コード進行の作り方とメロディの作り方も参考にしてください。
ループを並べて即興的に組み立てたいときは、セルを並べて演奏するLive Loopsという画面もあります。
歌や楽器を録音する(Audio Recorder)
Audio Recorderを使うと、iPhoneのマイクや接続した外部マイクで歌や楽器を録音できます。録音ボタンをタップすると再生ヘッドの位置から録音が始まり、再生ボタンで止まります。
- Fun表示:声の雰囲気をすばやく変えられる
- Studio表示:より細かいオプションで録音の音を調整できる
- 複数トラックの同時録音:対応するオーディオインターフェースが必要
ケロケロ声にしたいときは、GarageBandでオートチューンをかける方法を見てください。
曲の長さと構成を作る(ソングセクション)
新しい曲には、繰り返すセクションが1つだけ入っています。録音が途中で止まって最初に戻るのはこのためです。ルーラ右端の「ソングセクション」ボタンから、次の操作ができます。
- 「追加」:空のセクションを最後に追加する(イントロ・Aメロ・サビなどに使う)
- 「複製」:選んだセクションのコピーを最後に追加する
- 長さの設定:セクションの小節数を変える。「自動」にすると録音の長さに合わせて伸びる
音声ファイルやMIDIを読み込む
- 読み込める音声:AIFF・WAV・Apple Loops・AAC・MP3。別の形式は44.1kHz/16ビットに変換される
- Apple Loops以外の音声ファイルは、曲のテンポ変更に追従しない
- MIDIファイルも読み込める。マルチトラックMIDIはトラックごとにキーボードトラックが作られ、合計32トラックを超えるファイルは読み込めない
- 「ファイル」アプリ経由でiCloud DriveやiPhone内のファイルを追加できる
トラックが足りないときは結合(バウンス)
トラックの上限に近づいたら、ミュートしていない複数のトラックを1つのステレオ音声トラックに結合できます。結合すると新しい曲が作られ、元の曲はMy Songsに残るので、あとから元のトラックを直すこともできます。
完成した曲を書き出す・共有する
My Songsで曲を長押しして「送信」をタップすると、次の形で書き出せます。
| 書き出し方 | 用途 |
|---|---|
| 曲(オーディオファイル) | 音質を選び、アーティスト名・タイトル・画像を付けて書き出す。SNSや配信用に |
| プロジェクト | 編集できるGarageBandのデータとして送る。別のiPhone・iPadやMacで続きを作るときに |
| 着信音 | 電話やメッセージの着信音にする。長さは最大30秒 |
メールやAirDrop、iCloud Driveでほかのデバイスに送ることもできます。Mac用GarageBandやLogic Proとの間では、iOS互換のプロジェクトを使ってやり取りできます。
慣れてきたら次のステップ
- AUv3プラグイン:App Storeで手に入るAUv3対応の音源・エフェクトをGarageBandで使える
- ほかのiPhoneアプリ:ビート作りならKoala Sampler、ガジェット感覚ならKORG Gadget 3、本格的な編集ならCubasisやFL Studio Mobile。比較はiPhone作曲アプリおすすめ10選
- ボカロ曲を作りたい:iPhoneでボカロ曲を作る方法
- PCに移りたい:MacならLogic Pro(サブスクと買い切りの違い)、ほかのDAWはDAWの値段一覧で比べられる
よくある質問
Q. GarageBandは本当に無料ですか?
はい。アプリ本体もサウンドライブラリのサウンドパックも無料です。AUv3プラグインを使う場合は、そのアプリの料金が別にかかることがあります。
Q. 録音が途中で止まって最初に戻ります
ソングセクションの長さが短いためです。ソングセクションのコントロールで長さを伸ばすか「自動」にしてください。
Q. 作った曲をMP3などで保存するには?
My Songsで曲を長押し→「送信」→「曲」を選び、音質を選んで書き出します。「“ファイル”に保存」を選ぶとファイルアプリに保存できます。
Q. Androidでも使えますか?
Android版はありません。Android・Windowsで使える代わりのアプリを見てください。
まとめ
- iPhone用GarageBandは無料で、1曲32トラック・2000小節まで作れる
- Drummer→Apple Loops→Touch Instrument→Audio Recorderの順に重ねると1曲作りやすい
- 録音が止まるときはソングセクションの長さを伸ばす
- 書き出しは「送信」から、オーディオ・プロジェクト・着信音(最大30秒)を選べる
- トラックが足りなければ結合、音色を増やすならサウンドライブラリやAUv3
この記事の調べ方・情報源
値段・バージョン・対応OSはApp Store、各機能の手順と仕様はAppleの「iPhone用GarageBandユーザガイド」を2026年11月1日に確認しました。画面の名前はアプリのバージョンによって変わることがあります。情報の整理と下書きにはAIの支援を使い、内容は公式ページと照らし合わせて確認しています。
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